コンテンツにスキップ

大崎 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 緑区 (さいたま市) > 大崎 (さいたま市)
大崎
浦和大学
浦和大学
■大崎の位置(埼玉県内)
■大崎
大崎
大崎の位置
北緯35度53分16.7秒 東経139度42分29.07秒 / 北緯35.887972度 東経139.7080750度 / 35.887972; 139.7080750
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和地区
人口
2018年(平成30年)7月1日現在)[1]
 • 合計 991人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0974[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

大崎(おおさき)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0974[2]

地理

[編集]

さいたま市緑区の東部に位置する。浦和美園駅からも近いため住宅も増えている。南部の見沼田んぼにはクリーンセンターがある。見沼代用水東縁芝川が流れる。字稲荷前地内に所在する大崎公園さいたま市花火大会の会場となっている。

先土器縄文前期の遺跡である「えんぎ山遺跡」が字棚井地内の小さな舌状台地上に所在する[4]。なお1966年に発掘調査が行なわれている。

地価

[編集]

住宅地の地価は2015年平成27年)1月1日公示地価によれば大崎字松原前2806番外の地点で6万400円/m2となっている。[5]

歴史

[編集]

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する大崎村であった[6]。当村の見沼代用水に河岸場が設けられていた[6]

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大崎 423世帯 971人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[12]

番地 小学校 中学校
全域 さいたま市立野田小学校 さいたま市立美園中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

地区内に線路は敷設されていない。近隣の浦和美園駅などが利用できる。

道路

[編集]

寺社・史跡

[編集]
  • 曹洞宗国昌寺 - 大雲文龍の書(市指定有形文化財)や、その墓がある。市指定有形文化財の薬医門(開かずの門)や板石塔場のほか、市指定天然記念物のセンダンバノボダイジュもある[4]
  • 福寿寺
  • 太子堂 - 1669年寛文9年)の「太子堂の鰐口」(市指定有形文化財)がある[4]
  • 木傘神社

施設

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『わがまち浦和』 191-195頁。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 161-162頁。
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ 一部寺領を除く。寺領も上知令により1871年または1875年までに没収され、浦和県または埼玉県に併合される。
  9. ^ a b c 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  11. ^ さいたま市 区政概要(平成30年度版)” (PDF). さいたま市. p. 7 (2018年8月). 2019年1月26日閲覧。
  12. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]